ISBN:410146121X 文庫 畠中 恵 新潮社 2004/03 ¥540

あらすじ(アマゾンより抜粋)
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。

私実は日本の古文的な文体?あんまり得意じゃないんですね。
これも現代の作家が書いているとはいえ和物なので
文体がちょっととっつきにくくて最初はなかなか読み進められなかったんです。

でも軌道に乗ってくるとあれよあれよという間に読めちゃった。

というのもこの作品、私の大好物のファンタジー。
見目麗しいものからそうでもないものまでたくさんの妖し達が登場するんですね。

最後にあれよあれよと畳み掛けるように問題解決なのはちょっと
「?」となることもあったのですが、
楽しく読めたと思います。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索